INTRODUCTION

ブロードウェイ・ミュージカル「Side Show」とは…

トッド・ブラウニングの映画『フリークス』(1932年)に出演したことでも知られる実在の結合双生児、デイジー・ヒルトンとヴァイオレット・ヒルトン姉妹(1908年~69年)の数奇な生涯を描いた作品です。劇中に台詞はほとんどなく、全編通して珠玉の楽曲で構成されています。

粋なゴスペルからロック風のバラードまで幅広いSIDE SHOWの曲は軽快で美しく、元気づけられる。あなたはその知的で純粋かつ創意に富んだ巧みなストーリーや曲の数々に感情を駆り立てられ、この素晴らしい作品の夢中(とりこ)になるだろう!
――ニューヨーク・タイムズ紙

1997年にブロードウェイで上演後、第52回トニー賞(1998年)にてミュージカル作品賞、オリジナル楽曲賞など4部門にノミネートされました。とりわけ、作曲を手掛けたヘンリー・クリーガーは、これまでに『DREAM GIRLS』や『Tap Dance Kid』などを次々とヒットさせたことでも知られ、ジャンルを越えた数々のミュージカルナンバーで姉妹の生涯を見事に表現しているところは、見どころのひとつといえます。
ヴォードヴィリアンとして生きた姉妹の生涯を描き出すことで、これまで舞台では誰も描いてこなかった1920年代アメリカのショー・ビジネス界の知られざる部分を浮かび上がらせた作品です。

【「Broadway Musical Side Show」上演記録】
公演:1997年10月16日~1998年1月4日 全91回公演
会場:Richard Rodgers Theatre, NY, USA

作曲は『ドリームガールズ』を手掛けたヘンリー・クリーガー

本作の作曲を手掛けたヘンリー・クリーガーは、4年に及ぶロングランヒットを飛ばしたブロードウェイミュージカル『DREAM GIRLS』(1981年~85年)や『Tap Dance Kid』(1983年)を手掛け、数々の賞にノミネート・受賞を果たしたヒットメーカー。楽曲が多くを占め、作品世界を作り上げていく本作においては、ヘンリー・クリーガーの見事な楽曲の数々を存分に味わうことができます。

【ヘンリー・クリーガーの受賞記録】
グラミー賞受賞

 1982 年『DREAM GIRLS』ベストキャスト賞アルバム
 2007 年『Love You I Do』最優秀楽曲賞/映画・テレビ・映像部門
 ※『Love You I Do』は映画版「DREAM GIRLS」のために書き下ろされた曲

トニー賞オリジナル楽曲賞ノミネート
 1982 年『DREAM GIRLS』

アカデミー賞歌曲賞ノミネート
 2006 年『DREAM GIRLS』より「Love You I Do」「Listen」「Patience」